アブストラクト
豊田通商の化学品SBUは、過去に新規事業の創出活動を通じて不採算事業を生み出した経験から、既存事業の強化に傾斜した戦略を採り、これまで成長を果たしてきた。しかし今、既存事業の成長鈍化に伴い、新規事業の創出を改めて推進していく。本ケースは、成熟した既存事業を持つ組織が新規事業の創出を促進し成長を遂げるために、経営がとるべき成長戦略をテーマとしている。化学品SBUにおけるイノベーションの歴史を紐解きながら、イノベーション促進のための組織変革や社員を取り巻く行動環境の論点に関する分析を行う。特に、既存事業の維持成長と新規事業の創出とを両立していくための戦略に焦点を当て、考察を行う。
詳細情報
ケースID | 20-1160 |
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登録 | 2020 |
業界 | 商社 |
分析領域 | 総合経営 |
ページ数 | 19 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |