大雄会病院 2020
アブストラクト
病院経営は年々厳しさを増しており、効率化を図らなければならないが、組織の硬直化がそれを阻んでいる。医療が規制産業であること、医師や看護師が病院組織に縛られないことから、危機感は醸成されにくく、組織変革に関する既存のフレームワークは適応できなかった。そんな医療機関にも、コロナ禍という外部環境の大激変は危機感をもたらした。そこで、本ケースでは偶発的に生じたコロナ禍=短期的外部環境の変化を利用して、病院に負の影響を及ぼしている長期的な外部および内部環境の変化に対抗する手段を考案する。また、コロナ禍への対応の中から病院組織の特殊性の根源である医師をマネジメントし病院の意志を伝えるための方策を見いだす。
詳細情報
ケースID | 20-1167 |
---|---|
登録 | 2020 |
業界 | 医療 |
分析領域 | 総合経営 |
ページ数 | 37 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |