アブストラクト
日本の製薬企業は企業規模、収益力、研究開発力で欧米製薬企業に近年、ますます大きく水をあけられた。国内では薬価引き下げに加え、後発品の使用拡大が進む中、市場の成長が今後、マイナスに転じることが予想されていた。さらに医薬品の研究開発をめぐっては、新たな技術革新が次々と生まれ、年々難易度が高くなるうえに膨大な研究開発投資が必要となってきていた。日本の製薬企業が直面した根本的な課題は何か。そして、市場のグローバル化が急速に進む中で、日本の製薬企業はいかに生き残っていくべきかを過去の歴史も振り返りながら、不確実性、環境変化の速さを踏まえ、あるべき企業戦略を考察した。
詳細情報
ケースID | 21-1018 |
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登録 | 2021 |
業界 | 製薬業 |
分析領域 | 企業倫理 |
ページ数 | 41 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |