アブストラクト
世界初の地図を利用したカーナビは1981年に日本で誕生し、車の発展と共に機能進化を遂げてきた。2010年代に入り、スマホの普及と共にGoogle等が破壊的ビジネスモデルでカーナビ市場に参入し、市場規模は半減した。一方自動運転機能開発においても自動車メーカとGoogle等の新規参入プレイヤとの競争が激化しており、地図や収集されるビッグデータ活用は各社の競争領域の1つとなっている。トヨタマップマスターは1998年設立され、主にカーナビ向けの地図提供を主力事業としてきたサプライヤである。「CASE」がもたらす業界構造の変化の中、トヨタマップマスターは生き残りをかけた自社の変革に向けて、何を提供価値とし、どのような意思決定を行うべきか。
詳細情報
ケースID | 21-1044 |
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登録 | 2021 |
業界 | 自動車産業 |
分析領域 | 企業倫理 |
ページ数 | 23 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |