アブストラクト
本ケースは、大きな環境変化に直面する製薬業界において、2つの国内製薬企業が新しく打ち出した経営戦略を題材にしたものである。アステラス製薬は、山之内製薬と藤沢薬品の合併により2005年に誕生した製薬企業であり、最先端の科学を患者の価値に変えるために、外部資源の積極活用が推進されていた。塩野義製薬は1919年に誕生した老舗製薬企業で、HIVやCovid-19などの感染症事業に集中し、中国平安保険集団のプラットフォームを活用する新しい戦略が推進されはじめた。両社を取り巻く外内の環境、両社の経営戦略、Core capability、ビジネスモデルについて考察する。
詳細情報
ケースID | 21-1132 |
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登録 | 2021 |
業界 | 製薬業 |
分析領域 | 総合経営 |
ページ数 | 35 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |