アブストラクト
日本を代表する大企業NECは岩垂邦彦の強いリーダーシップにより初の外資系企業として創設され、第二次世界大戦からバブル崩壊、ITバブル崩壊など各時代で様々な課題や出来事が起きた。NECが危機をどのように乗り越え、乗り越えられなかったのかを分析する。また、NECが経験した課題と照らし合わせながら日本国が持つ課題に論点を拡張し、コロナ禍などの不確実に対するレジリエンス性と持続可能性について本質的な構造を見出し、考察する。そして、NECで定年まで働いた主人公の人生の実体験を通し、近年の日本の終身雇用の概念が崩れつつある状況下において今後の働き方はどう変わらないといけないかを考察する。
詳細情報
ケースID | 21-1157 |
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登録 | 2021 |
業界 | 情報通信業 |
分析領域 | 企業倫理 |
ページ数 | 39 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |