KCMC 2021
アブストラクト
本ケースでは「組織風土」の方向付けの難しさ、さらにはその意思決定におけるノイズの発生構造を描写している。事業の成長を志向した際、組織風土はその業界KSFに整合する必要がある。しかし現実社会においては、純粋なここの事業発展に関する判断をゆがめる様々な事柄が発生する。伊藤レポート以降、上場企業を中心とした「経営の透明性」は状況の改善が期待される一方で、組織それぞれの固有性を色濃く統制する「組織風土」の在り方や管理方法については、いまだ十分な研究結果がでていない。本研究は、滋養運営における組織風土マネジメントの重要性と難しさについて多面的に考察することを目的として実施された。
詳細情報
ケースID | 22-1048 |
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登録 | 2022 |
業界 | サービス |
分析領域 | 総合経営 |
ページ数 | 32 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |