アブストラクト
風力発電機器を開発・製造・販売するシーメンスガメサ(SGRE)が、撤退を余儀なくされる日本の重工メーカを尻目に日本市場で如何なる壁を突破して現在のポジションを築いたのか。その成功の光に潜む影も次第に色濃くなり、足元の業績は悪化しリストラやヘッドカウント凍結の動きが加速する。ミドルマネジメントである主人公の立場から、様々な人の声に耳を傾け、取るべき事業戦略やボスマネジメントについて試行錯誤するケースである。即効性のある施策で利益上乗せを要求するトップに対し、次世代のリーダーとしての責務を引き継ぎ、有効なステークホルダーマネジメントを実行し事業の再生と発展に貢献する。
詳細情報
ケースID | 22-1111 |
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登録 | 2022 |
業界 | 再生可能エネルギー |
分析領域 | 総合経営 |
ページ数 | 27 |
ティーチングノート | あり |