アブストラクト
豊田通商は旧トーメンやフランスの専門商社CFAOとの合併により、直近10年間で事業の規模拡大を行ってきた。その結果、税後利益は約700億円から約2,200億円へと大きく成長した。しかし、「現地現物」という会社方針のもと、他商社のような収益性の高いだけの事業への投資は行わず、モノづくりのような地に足の着いた事業への投資に留まっている。そのため、会社全体収益を支え、過去にコア事業とされていた自動車用鋼板供給事業は収益性が低いにも関わらず、いまだに豊田通商本体で運営をしている。会社を一層成長させていくためにどのようにビジネスモデル転換を図る必要があるかを、本ケースを通じて考察する。
詳細情報
ケースID | 22-1148 |
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登録 | 2022 |
業界 | 自動車 |
分析領域 | オペレーションマネジメント |
ページ数 | 32 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |