中小企業診断士養成過程のコンサルティング実習報告会
中小企業診断士養成コースに在籍する学生よる、コンサルティング実習の報告会が3月27日名古屋伏見キャンパスにて開催されました。
コンサルティング実習は、地元企業の経営戦略や営業施策などを分析し、今後の成長案をご提案する本番さながらの実習です。在籍期間中に、製造業、流通業、サービス業などの中小企業5社に対して本番さながらの実習を繰り返すことでコンサルティング能力を高めます。
今回は、東京校と大阪校に在学する2年生が実習を行いました。
今回のコンサルティング実習にご協力いただいたのは、名古屋市内の肌着メーカー様です。市場規模など外部環境を把握したうえで、企業のポジションを確認。過当競争のなかでも、国内に自社工場を持っている、自社ブランドを有している、根強いファンを抱えているなどの強みがある企業です。
経営戦略分析を担当した学生は、こうした強みを生かした長期的なビジョンを策定しました。国内発のブランドを浸透させ、着心地で差別化し、事業承継をしていこうという提案です。
ご協力いただいた企業の社長様は106ページにわたる報告書を目にしながら、学生の報告に熱心に耳を傾けられていました。
中小企業診断士養成コースのカリキュラムは、EMBA(経営学修士)の取得と連動しているのが特徴です。学位取得に必要な要件を満たし、2年間で5回(5社)のコンサルティング実習を履修することで、中小企業診断士の国家資格とMBAをダブルで取得することができます。