先日、名古屋校にて開催したMBA説明会にて瀧野洋一教授による体験授業が行われました。
体験授業の様子
金融経済学、数理ファイナンス専門の瀧野先生による体験授業を開催しました。授業では、「あなたならこの土地をどのように活用しますか?」の問いかけに、参加者の方はマンション経営とテナント経営ならどちらを行うか議論をしていきました。人通りが多いのでテナント経営をするという意見や、駅が近いためマンション経営にするなどどちらもさまざまな意見が飛び交いました。本学での学びは、全てケースメソッドを用い、生徒がディスカッションをする参加型の授業です。参加者からは、体験授業で本学の学びを体験することで、入学後のイメージをしやすくなったという多くの声をいただいております。説明会だけでなく、体験授業により、本学の学びについて深く知ることのできる機会となっております。是非、ご参加ください。
次回の体験授業付きMBA説明会のご案内
次回(4/29)も、前回好評だった瀧野先生のよる体験授業を開催します。次回は、「統計学」を用いて皆さんの身近な生活をより効率化するための授業になっています。
ご入学の有無に関わらず学び直しを始められたい方は、ぜひ一度ご体験ください。また、次回は新型コロナウイルス感染症拡大防止に鑑み、オンライン体験授業とします。遠方の方はぜひ、この機会をご活用頂きご参加ください。
瀧野洋一教授プロフィール
「石橋を叩いて渡る」 この言葉は人々の慎重すぎる行動を表したものですが,これは金融取引においても成立するでしょうか.リスクを懸念し取引に慎重になりすぎて,結局のところ取引ができなくなってしまう,すなわち 「石橋を叩きすぎて石橋が壊れてしまい渡れなくなる」 ようなことが起こりうるのかどうか.2008年のリーマンショック以降,金融規制が厳しくなるグローバル金融においてこのことを資産価格理論を用いて明らかにするのが当面の研究テーマです. 長期的には「リスク」と「リターン」との間のトレードオフ関係のように,「リスク」と「取引のしやすさ」との関係性を示していきたいと考えています. 大阪大学大学院経済学研究科博士課程修了(博士 経済学)