リーダーシップエッセンス

2020/06/04 Thu #リーダーシップ #リーダー育成 #単科 #山本篤

リーダーシップとターンアラウンド

この授業では、課題解決のためのフレームワークやスキルを習得するだけでなく、自身のリーダーシップの特徴や現時点の課題を認識し、それらを開発するための視点を養うことを目的とします。そして、自分と他者の特性を理解し、自身が率いるチームや組織のパフォーマンスを向上させるための実践スキルを習得します。

本授業では「日本IBMの企業再建」のケースを通してリーダーシップの本質について考えていきます。90年代初頭、大型汎用機の分野で圧倒的な強さを誇っていた日本IBMはコンピューター業界で起きていたダウンサイジングの競争に苦しんでいました。1993年、ガースナー氏がIBMトップに就任し、IBMの真の強みを探り、同社はインターネット技術を使った経営革新手法「e-business」へと乗り出すなど変化を遂げたのです。経営危機にあったIBMをガースナー氏がどのように再建したのか、そして、どのようなリーダーシップを発揮したのかを山本先生のファシリテートの下、討議していきました。その後、実際に職場でどのようなリーダーシップを発揮しているのか、受講生それぞれの経験を踏まえて議論を展開し、リーダーシップスタイルにおける様々な特性や、リーダーにとって必要な能力について理解を深めていきました。

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