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EMBA × アフラック《 瀬戸信用金庫冠講座 「Designing Organizations」 》

#ビジネススクール #合同講義 #EMBA #MBA #瀬戸信用金庫冠講座 #モチベーション

東京、名古屋、大阪の3キャンパスの学生が名古屋キャンパスに一堂に会して受講する合同講義が2022年1月8日〜10日まで実施されました。今年度は6科目が開講され、その中の、小河光生客員教授の瀬戸信用金庫冠講座「Designing Organizations」の1日目についてご紹介します。小河光生客員教授は、早稲田大学卒業後に大手自動車関連メーカーを経て、ピッツバーグ大学経営学修士を取得。その後複数の企業においてコンサルティング部門の立ち上げに従事し、独立。株式会社クレイグ・コンサルティングを設立された実務家教員です。

名古屋商科大学ビジネススクールでは、教員の9割以上がビジネスの第一線で活躍してきた実務家教員で、AASCB、AMBA、EQIOSの3つの国際認証が定める世界標準の教員基準をクリアした教員を採用しています。本学のEMBA/MBAプログラムでは実務家教員によるケースメソッド型の授業を通して、ビジネスに直結した実践的な学びを提供しています。

瀬戸信用金庫冠講座「Designing Organizations」 小川光生教授

この授業は、フロンティアスピリットを有するリーダーが世界環境の中でどのようにしてイノベーティブに考え、行動し、問題解決していけるのかについて洞察することによって、組織論の基本的理解、実践的な組織設計、組織運営手法、モチベーションを構成する要素とその活用法を修得することを目的としています。参加者は、実際の企業のケースを通して「わくわく感あふれる組織」とはどのようなものか、そのような組織はどのように作ればよいかについて、組織論の基本的な理解から始め、組織を現実の経営の中で設計・活用する手法・考え方、さらには組織活性化をはかる具体的手法、社員と組織のエンゲージメントの強化、社員のモチベーションを向上する考え方を学んでいきます。

組織設計の理解と組織体制の選択


「瀬戸信用金庫冠講座 Designing Organizations」小河光生 客員教授

1日目の授業では4つの企業のケースが用いられ、まず1日目の前半に組織と組織を動かす仕組み、組織戦略と企業戦略の関係、リーダーシップと組織の関係について、Fsas(富士通サポート&サービス)とGCA サヴィアングループのケースについてクラス討議をしながら理解を深めていきました。1日目の後半には、アフラック生命保険とロフトのケースを用いて、組織体制の選択について考察しました。

特に、アフラック生命保険のケースでは、同社が採用するマトリクス型組織の特徴を整理し、その特徴をどのように生かすべきかを、参加者が経営者の視点からディスカッションし、ピラミッド組織とフラット組織といった様々な組織形態の得失についての理解を深めるだけでなく、どういった際にどのような組織形態が望まれるか、組織体制の選択によって構成員のパフォーマンスがどう変化するかなど、働き方改革に代表される日本企業が直面している今日的課題にも触れながら、終始活発な議論が展開されました。