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必須知識としての投資感覚《投資シミュレーション》

#ビジネス #投資 #デリバティヴ #金融

名古屋商科大学ビジネススクール東京校では1月23日、30日、31日の日程で伊藤祐輔教授による Investment Simulation《投資シミュレーション》の講義が行われております。
今回は、1日目に開講されている講義の様子をお届けします。

講義の流れ


1日目は、株価指数先物の基礎知識を学びます。証拠金・値洗い・SQなどの前提知識を、シミュレーションを通じて実践的に身につけます。
2日目、3日目は株価指数オプションについて触れていきます。1日目に学んだ知識を応用しながら、投資の基本戦略とも言うべきものを練り上げていきます。

講義では、シミュレーターソフトを使いながら進めていくため、座学や理論ではなかなか身に付きづらい実践力や判断力が鍛えられます。また、実際のケースを追体験することにより、実務家としての能力も身に付きます。


講義風景 戦力的事業計画

担当の伊藤祐輔教授

早稲田大学理工学部数学科卒業、同大学理工学研究科後期課程修了。偏微分方程式論の研究活動のかたわら数学教育を続け、89年ソロモン・ブラザーズ・アジア証券(現シティグループ証券)に入社。株式部長、株式デリバティブトレーダーとして10年間マーケットにかかわる。99年インドスエズ・ダブリュ・アイ・カー証券(現クレディ・アグリコル証券会社)に移りトレーディングデスクの再構築を行い、2000年シンプレクス・インスティテュート代表取締役就任。


講義1日目


講義1日目から実際にシミュレーターを使って仮想売買を行いました。最初は何を指針にしていいか分からなかった学生も、基礎的な知識を身に付けていくにつれて理論的な裏付けのもと、売買を進められるようになっていきました。
仮想売買が終了した後は先生からのフィードバックの時間です。目先の状況からいかに未来を予測するか――独学ではなかなか難解な内容も、具体例などを交えながらわかりやすく解説する様子に、学生は真剣に聞き入っていました。