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MBA

事業戦略に不可欠な視点と姿勢を培う
東京・名古屋

ケースメソッドやフィールド演習を通じて新規事業に必要なリーダーシップと起業家精神を培います。伝統的なMBA基礎分野である「ヒト・モノ・カネ」を確実に押さえた上で、新たなアイデアの創出を促す学びを体感できます。発想力・想像力をスキルとして備え、かつ経営学全体を把握した実用的な能力を修得します。また、MBAの修了課題として取り組むケースライティングでは「新規事業創出」を意識したテーマに取り組みます。授業で習得した手法・プロセスを実践し、その結果を分析してまとめます。実際のビジネスに関連するテーマを課題として取り上げ、製品、サービス、マーケティング、および組織マネジメントに関する「新しい価値の創出」に挑戦します。


  • 平均年齢

    35

  • プログラム

    2 年間

    土日のみ

  • 取得学位

    MBA

    AACSB/EQUIS/AMBA

  • ランキング

    国内 1

    QS Global MBA Ranking

  • 授業言語

    JP/EN

    英語のみでも卒業可能

  • ケースメソッド

    100 %

MBAとは

MBAは、伝統的な経営管理教育で身につける「課題解決力」のみならず事業戦略に必要な「課題発見力」を磨く点に特徴があります。単に表面化した課題を効率的に解決するのではなく、課題を発見して検討する力が必要とされています。「確信」よりも「仮説」をもって課題に取り組むいわゆる「実験する組織」が急速に成長している昨今、新商品、新規事業、新技術、新規市場、社内ベンチャー、第二創業など、新たなプロジェクトに挑戦者を育成することが私たちの教育ミッションです。

MBAプログラムには、若きビジネスマンから熟練したキャリア層までが一堂に会します。年齢、職種、業界、など多様性に富んだ仲間とともに、業界慣習や既成概念に気が付く姿勢を育みます。そして、観察力と想像力で真の問題を発見し、新たな価値を作り出せる、事業創出力を醸成します。驚きと発見の経験から自らの力で課題を発見し、打破してみませんか?

MBAランキング


  • QS Global MBA Ranking

    Overall Rank

    国内 1

  • QS Global MBA Ranking

    Return on Investment

    # 2 Asia

MBA教育における、世界3大ランキングの1つを運営するQS社(英国)による「QS Global MBA Rankings 2025」が2024年9月26日に発表され、名商大ビジネススクールは国内のMBAランキングで第1位(2年連続)、アジアTop19へのランクインを果たしました。 項目別には、「費用対効果」においてアジア第2位(世界18位)にランクインするなど、修了生の活躍が高く評価されています。QSランキングでは、40ヵ国300校をこえる教育機関が評価対象となり、主要な評価要素は雇用能力、起業、修了生の活躍、教育投資利益率、研究力、多様性などが含まれています。世界に16,000存在するといわれるビジネススクールの上位150校に入ったことを示し、トリプルクラウン校としての教育品質ならびに世界各国のビジネススクールとの提携関係を通じた国際的なプレゼンスが評価されていると考えています。



学修環境

Environment


多様性を力に変えるMBA

多様なバックグラウンドや思考スタイルを持つ人々が、一つのチームとなり、新たな価値を創出するプロセスを学び、更にそれを実践して実体験する…これが、本学MBAプログラムの学びのスタイルです。ケースを用いて幾度となく議論を交わし、共に学んだ絆は強く、先輩・同期生・後輩の垣根を超えた情報交換の中から、新たなビジネスへと発展します。ビジネススクールでMBAに挑戦する意味は、即戦力となる強い人的ネットワークを作ることにもあるのです。本学のMBA教育は、自分の価値創出力を大きく伸ばしたいと考える人々にとって、他にはない成長の場です。クラスでは自身のアイデアを自由に発言し、それを刺激としてまた新しいアイデアを創出する、知的な非日常を体験してください。


在学生の業種


在学生の年齢分布


学生インタビュー

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授業レポート

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MBAとは?国際認証MBAの価値と費用対効果

MBAとは

About MBA

MBA(Master of Business Administration)とは経営管理に関する修士号であり、世界には学位としてのMBAの質保証を担う国際認証機関が3つ存在(AACSB,AMBA,EQUIS)します。国内でMBAに対応する学位は修士(経営学)となり、MBA取得には1年間(欧州は1〜1.5年が主流)から2年間(日米の標準)の学修が必要となります。MBAとは医師や弁護士のような業務独占資格ではなく経営学に関する「学位」です。MBAは中小企業診断士と似た側面もありますが、MBAがリーダーとしての「姿勢」を重視するのに対し、中小企業診断士は経営者に助言を提供するための「スキル」や「知識」を重視している点で異なります。


MBAの価値とMBAランキングの関係

MBAの価値は教育費用対効果(ROI)で測定され、多くのMBAランキングにおいて最も大きな比率(40%-60%)を占めています。その算出方法は年収上昇(卒業後-入学時)/(卒業にかかる費用)で表現されます。正確には地域のインフレ率や給与水準も加味されますが概ねこのような式で計算されます。

MBAをランキングする仕組み

世界的な規模でMBAを評価する仕組みを有しているのがFTとQSとなります。両者共に共通点は国際認証校のみを評価対象としている点であり、相違点は評価項目の重みづけとなります。評価項目はざっくり言うと両者共に以下の3種類です。現時点でTHEはMBA教育を評価対象とする仕組みを有していません。

  • 企業の採用人事からの評価
  • 調査対象校からの基本情報
  • 研究成果データベース

国内で取得するMBA

国内MBAを数字で表現すると以下のようになり、参加者平均年齢が国際比較で少し高い傾向になるのが特徴といえます。これは多くの国内ビジネススクールが働きながら学べる環境を提供していることに由来しています。国際的にも同様の傾向が確認されており、仕事を離れてMBAを取得するケースは限られています。また、国内であっても学位の国際通用性の観点から国際認証校を検討することが一つの目安になっています。

MBAの投資対効果(Educational ROI)

MBA取得はキャリアアップと生涯年収向上の有力な手段ですが、国内MBAと海外MBAでは費用対効果(ROI)に大きな差があります。海外MBA(米国)は授業料や生活費を含め約3,600万円*、さらに2年間の就業ブランクによる約1,600万円の機会費用が発生します。一方、国内MBAは平均350万円程度で取得可能で、教育訓練給付制度**も利用可能。働きながら学べるため機会費用を最小限に抑えられます。

MBA取得後の年収上昇は海外MBAで約600万円、国内MBAで約300万円ですが、投資額を考慮すると国内MBAのROIは極めて高く、正味現在価値(NPV)は約3,800万円に達します。海外MBAは国際的ネットワークや異文化経験が魅力ですが、国内MBAは低コスト・短期間で投資回収が可能な現実的な選択肢として、多くの社会人に選ばれています。

渡米MBA国内MBA
授業料等(投資額)3500万円*350万円
機会費用1600万円-128万円**
年収上昇額(MBA取得後)600万円300万円
追加キャッシュフロー13800万円6900万円
PV(現在価値)割引率5%8096万円4048万円
NPV(正味現在価値)2996万円3826万円
*40歳の社会人が渡米して2年間でMBA取得を想定(USD/JPY 150)。授業料等は全米トップ25校の授業料と各大学の拠点地域の生活費、通信費、保険費用、および交通費(年2回エコノミーで東京往復含む)の平均値を基に65歳定年として算出(前述プロンプトで、ChatGPT 5 Thinking:約3,545万円、Claude Sonnet 4:約3,374万円、Gemini 2.5 Pro:約3,214万円と推定)**専門実践教育訓練給付金

  • 修了年限

    標準 2

    大学院設置基準第16条

  • 実務経験

    最低 3

    国際認証基準

  • 参加者

    平均 35

    入学者数は年間約2,500人


トリプルクラウン校とは?

MBA教育とは米国由来の学位であり、正式なMBA教育として活動するためには世界に3種類存在する国際認証を取得することが求められます。そして、この3大国際認証(英国AMBA・米国AACSB・欧州EQUIS)全てを継続している状態を「トリプルクラウン(三冠)」と呼び、世界で2万ほど存在するMBAの中で最上位グループとして識別されます。トリプルクラウン校は現時点で世界に140校ほど存在し(2025年時点)、国内では名商大ビジネススクール(NUCB Business School)となります。


Triple Crown


MBAの歴史

MBA教育は研究者ではなく企業経営の実務家の養成を目的とした伝統的な経営教育であり、世界各地で実務家の利便性を考慮した教育課程が行われています。

  • 1819年:ESCP EUROPEが世界初のビジネススクールを設立
  • 1881年:ペンシルベニア大が米国初のビジネススクールを設立
  • 1900年:ダートマス大学がMBAの前身である商学修士号を開始
  • 1908年:ハーバード大が世界初のMBAを開始
  • 1943年:シカゴ大が世界初の管理職向けのExecutive MBAを開始
  • 1950年:ウェスタンオンタリオ大が米国外で最初のMBAを開始
  • 1957年:INSEADがヨーロッパで最初のMBAを開始

MBA本場となるアメリカでは1年間に10万人のMBAを輩出し、上場企業の部長職の6割がMBA以上の学位を保有している、との報告もあるなどMBAとは実質的に「管理職資格」と捉えられる傾向にあります。世界的にMBA取得の需要が高い2大業界は金融証券系と医療製薬系となります。その背景には従来、参入障壁に守られていた業界の再編がグローバルな規模で生じていると考えられています。


MBAの種類

MBAは世界に16,000の教育機関が提供しているといわれ、大きく以下の2種類に分類されます。前者は仕事を継続しながら土日や夜間にMBA取得を目指すスタイル(パートタイムMBA)に対し、後者は一旦職場を離れてMBA取得を目指すスタイル(フルタイムMBA)となります。どちらのスタイルも世界中で定着しており、企業人事からの評価の面でも大きな違いはありませんので、自分自身のキャリアや様々な施薬条件を検討して選択することになります。

  • フルタイムMBA
  • パートタイムMBA

重要なのはMBA教育の質保証の観点です。MBAとは経営管理に関する修士課程であり、当該教育課程の「品質」を一体誰が認証しているか?という視点がビジネススクール選択において大切な役割を持っているためです。パンフレットやウェブサイトでは測り知ることのできない教育力、研究力、国際性、を専門家が認証する枠組みが世界には3つ存在します。

  • 国際認証MBA(AACSB・EQUIS・AMBA)
  • 国内認証MBA(大学基準協会)

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  • 世界標準の経営教育

    トリプルクラウンを達成した世界標準の経営教育と海外名門経営大学院での単位互換制度を提供。東京・名古屋・大阪に展開するキャンパスは主要駅より徒歩圏内に位置しながら、ケースメソッドによる参加者中心型の討議授業に最適な学修環境を実現しています。

    国際認証


海外留学

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