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MSc in Taxation

《税理士養成課程》Tax Accounting 矢野厚登教授

#ビジネススクール #税理士 #矢野厚登 #会計 #確定申告

会計ファイナンス研究科の2020年度秋学期の3キャンパス合同授業として、2021年1月9日から3日間の集中講義として開講された、矢野厚登教授による「Tax Accounting」をご紹介します。

Tax Accounting


本授業では、実際の判例研究と申告書作成演習を通じて、企業の課税所得を計算するための税務会計の概念を、企業利益と課税所得、課税標準・税額の計算構造、益金の会計、損金の会計の領域について学んでいきます。判例研究とともに、簡単な申告書作成実務についても言及します。


「Tax Accounting 」矢野厚登教授

3日目(最終日)の授業では、「南九州コカコーラ・ボトリング事件」と「清水惣事件」の2つの判例がケースとして取り上げられ、これらの判例研究を行いながら、所得税額控除と同族会社課税について学修しました。矢野厚登教授からは、過去のクライシスでの経緯からの視点と現在のコロナ禍での救済政策にも言及され、バブルのときにも発生したいわゆる「ゾンビ会社」というものがこの状況が収まった後にまた存在する可能性があり、その時にどの様な法が施行されるのか、注目しておく必要があると示唆されました。