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研究人材支援ネットワーク開催(研究のすゝめ:ケースライティングの際に知っておくこと)

研究人材支援ネットワーク #ネットワーク #社会人学生 #論文 #博士課程 #Alumni

2021年12月に開催された研究人材支援ネットワークは「研究のすゝめ:ケースライティングの際に知っておくこと」というテーマで本学の矢本成恒先生をゲストスピーカーにお迎えして実施しました。学術論文とは異なるケースライティング。作成にあたっては様々なポイントがあり、ケースライティング作成の〈前〉〈途中〉〈後〉の3つの時期に分け、「指導教授」「先行研究」「教歴」「研究実績」「仲間」という5つの切り口にてお話頂きました。具体的には、ケースライティング前・途中に必要となってくるポイントとして、「先行研究」が挙げられます。矢本先生からは、実際の学術論文を参照しケースとの違いを示しながら、「先行研究」の意味をご説明頂きました。対象分野の先行研究を強く意識し、情報を積極的に収集し、それらの情報をコンサルティングノートに織り交ぜて作成することが求められます。その他にも、ケースライティングに取り掛かる前から作成後まで、一貫して「研究者コミュニティ」を大切にするという点が重要だというお話を聞き、自身の研究者を目指すにあたっての行動指針を理解した参加者も多かったことでしょう。「研究者コミュニティ」とは指導教授・研究室仲間・学会仲間が作るグループです。このコミュニティと良好な関係を築くことで、科研費申請やアカデミックポストなどの多くの情報を得ることができます。その他様々な話題も取り上げられ、博士号取得や客員教授などのアカデミックポストを考えている参加者にとって大変有益な時間となったことでしょう。


研究人材支援ネットワークとは


研究人材支援ネットワークとは、アカデミックな実績(学術論文・学会発表)をベースに博士号や客員教授などのアカデミックポストを、企業で勤務しながら狙うキャリアを考えている方のための情報交換の場です。名古屋商科大学大学院ビジネススクールの博士課程設立も見据えて、本学修了生の博士号取得を後押しするマインドとアカデミックポスト取得の展望をもった本学教員が、実践的なアドバイスを致します。