失敗しないMBA選びとは？

MBAに進学するのは長い人生で普通は1回限りなので慎重になるものです。そこで今回は、失敗しないMBA選びを検討してみたいと思います。どうすれば失敗しないのか？なかなか難しい話題ではありますが、オススメとしては「客観的な指標」と「主観的な指標」を組み合わせてはいかがでしょうか？

まず、客観的な指標とは「MBAランキング」や「国際認証取得」など外部機関によるビジネススクールの教育と研究活動に対する評価となります。MBA本場の欧米社会では国際認証がないと比較検討の土俵に乗れない場合もあるほど、あのハーバード・ビジネス・スクールもAACSB認証校です。次に主観的な指標となるものは、他の参加者との相性、模擬授業の感触、そして教授法の魅力などです。

客観・主観ともに重要なので片方に偏らない判断をお勧めしますし、時間をかけすぎると情報過多で判断できなくなるのも事実。因みに、興味を持ってから2ヶ月ほどで決断する方が多い事をお伝えしておきます。

大阪大学にて博士（経済学）を取得。消費者行動分析を中心とした経営戦略に関する論文を多数執筆し、近年は事業継承に関する研究やケース開発に取り組む。学内外においてケースメソッド教育のFDを多数実施しながら、経営教育の国際化と高度化に取り組む。現在、AMBAおよびEFMDのアジア諮問委員、事業承継学会常務理事を務める。

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