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MBA進学に研究計画書が不要な理由とは?

#研究計画書

国内ではMBA出願の際に「研究計画書」の提出を求められることがあると耳にしました。そもそも、研究計画書とは「研究活動の計画書」であり、将来的に博士号を取得して研究者への道を模索する場合や、専門家教育を行う「MSc」に進学する場合に求められるものです。

一方で、EMBAやMBAは「実務活動」を行う人材を育成する場であり、MScのように「研究活動」を行う人材を育成する場ではありません。MBA出願で必要になるのは社会人としての実務経験(MBAは3年以上、EMBAは8年以上)とビジネスリーダーとして「自らをどのように捉え」、「MBA教育に何を期待し」、「社会でどう活躍したいか?」を内省するための「課題エッセイ」です。

MBA入学において「研究計画書」を課す大学は、卒業において「修士論文」を課すことになるでしょう。そのようなMBA課程は日本国内にいくつか存在するようですが、国際的には数少ない運用となります。MBA教育の本来の趣旨からすると、文科省が定める「特定課題研究」を修了課題として設定するのが賢明でしょう。

以上、大学院で学術的な研究活動を志向する場合は、MBAではなくMScを選択するのが国際スタンダードとなります。


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