MBA取得は何に役立つのか？

MBAとは「マネジメント能力に関する国際ライセンス」ではありますが、ではMBA取得は具体的に何に役に立つのでしょうか？「型破り」という言葉をご存知だと思いますが、そもそも「型」を知らずして型は破れません。ビジネスの世界に格闘技のような「型」があるわけではないですが、年間で100を超えるケース（事例）を利用して経営者としての意思決定を疑似体験する過程で「型」に相当する「フレームワーク」という、ビジネス上の課題に対する一種の考え方を身につけることができます。

フレームワークはそれ自身では何の解決策を提供してくれませんが、課題をMECE（漏れなく無駄なく）に分析する手法として重宝します。MBAを取得する過程でフレームワークを知り、自分としての答えを導き出すことで、「どんな状況でも対応できる」という自信が生まれるわけです。この自信を手に入れることがMBA取得のメリットではないでしょうか？

神戸大学経営学部卒業後、大阪大学経済学研究科にて修士/博士（経済学）を取得。製品開発戦略を主な研究対象とし、規格競争分析に関する論文を多領域に亘って執筆。近年は事業継承に関する研究に取り組む（事業承継学会理事）。ビジネススクールではEMBA/MBAプログラムの立ち上げから運営まで幅広く携わる。

MBAとは

MBA取得は何に役立つのか？

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