エアラインMBAの覚醒...?

かねてより学内で慎重に検討されてきた「エアラインMBA」が来年4月より開始します。航空宇宙ビジネスは自動車ビジネスと同様に裾野が広く、また国際協力の下で推進される複合産業であると同時に、品質管理が厳しく参入障壁が高いことが知られております。また中部地区はMRJ（三菱リージョナルジェット）の開発をはじめ、日本の航空宇宙産業のメッカとして成長著しいエリアであると同時に、この産業におけるマネジメント人材の不足が課題であることが知られております。

現時点では、エアラインMBAという名称で検討されていますが、学内有識者会議において「エイリアンMBA」と勘違いされるのではないか？というマネジメント系教員による慎重派の意見や、飛行機に限定するのではなく、ヘリコプタ、飛行船、気球、ドローン、宇宙船、UFO、デススター、など幅広い領域を対象とすべきというイノベーション系教員による推進派との熱い議論の末、最終的には「航空宇宙MBA」となりそう・・です。

あっ、今日は4/1...

Written by

栗本博行

神戸大学経営学部卒業後、大阪大学経済学研究科にて修士/博士（経済学）を取得。製品開発戦略を主な研究対象とし、規格競争分析に関する論文を多領域に亘って執筆。近年は事業継承に関する研究に取り組む（事業承継学会理事）。ビジネススクールではEMBA/MBAプログラムの立ち上げから運営まで幅広く携わる。

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エアラインMBAの覚醒...?

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