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ジブリパークの覚醒《ラピュタとMBA》

#MBA #ラピュタ

お待たせしました、MBA流に考える「ラピュタに見るリーダーシップに関する一考察」の時間がやってきました。今回の登場人物はおなじみの「ドーラ」さんと「ムスカ」さん。もし皆さんの補佐役として中途採用するならどちらにしますか?私はドーラ派なのですが、決める前にまず2人の性格を理解するために彼等のセリフを少し紹介しますと...

ドーラ
・さぁみんな!しっかり稼ぎな!!
・ぺっ!でいじけてノコノコ帰ってきたわけかい。それでもお前男かい?えぇ?
・男が簡単にあきらめるんじゃないよ!

ムスカ
・閣下は兵隊を必要な時に動かして下さればよい
・一段落したらすべて焼き払ってやる
・言葉を慎みたまえ。君はラピュタ王の前にいるのだ

この二人のスタイルの違いはリーダーシップ理論でいう「SL理論」を参考にすると説明がつきそうです。SL理論が示唆するのは、ラピュタの財宝を狙う海賊親分としての「ドーラ」が口では厳しいことを言いながらも部下に対して参加的なスタイルであるのに対し、ラピュタ捜索チーム率いる自称ラピュタの王族末裔「ムスカ」は紳士的な言葉を選んではいるものの、相手を見下した教示的なスタイルになる理由は、実は彼等の部下の成熟度に影響を受けてた結果だ、というアプローチです。

つまり、シータが保有する「飛行石」が唯一の手がかりとなるラピュタ捜索という、極めて不確実性の高い業務においては、年功序列的な給与体系の下で階層別研修を受けた混成部隊の兵士よりも、各自特殊な能力を持ちながらも社会組織から外れて成功報酬型で活動している少数精鋭の海賊の方が、職業的成熟度が高くなるでしょう。したがってムスカよりもドーラの方が部下に仕事を任せるスタイルとなった、という見方です。

もし皆さんがドーラとムスカのいずれかを自分の補佐役として中途採用するのであれば、採用通知を出す前に一度皆さんの組織メンバーの成熟度を考慮してみて下さい、状況によってはムスカも案外いい仕事をしてくれるかもしれません。

SL理論(Situational Leadership《リーダーシップ条件適応理論》)とは、P.ハーシーとK.ブランチャードが提唱したもので、簡単にまとめるとリーダーシップはその部下(フォロワー)の成熟度合いが高くなるにつれ、教示的ー>説得的ー>参加的ー>委任的になるとされています。

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