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10-20代「車買いたくない」5割超《MBA流解説》

#MBA #車離れ #マーケティング #製品開発

怖いですね。若者のクルマへの関心の事ではなく、タイトルそのものです。調査手法を見るとクルマを「保有していない」人が分母になっており、既に持っている人は外されています。さらに回答者の男女比も示されておらず、アンケート手法がWebというのはバイアスが強そうです。

今回は違うと思いますが、インセンティブ付きのアンケートの場合は、そもそも特殊なターゲットになっている可能性があり、日本人の傾向を代表しているとは到底考えられません。仮に同様のアンケートを全国のチューニングショップ店頭やF1サーキットの入り口で実施すれば結果は全く異なっているはず。

とはいえ車離れを助長しているのは一体何でしょう?私のMBAゼミ生を対象にアンケートを実施すれば、イマドキのクルマについて、少なくとも以下のような結果が出てくるはず。

  • エンジンのパワー不足
  • エアロパーツが充実していない
  • エギゾーストノート(排気音)から炸裂音が聞こえない
  • マニュアルシフトが選べない
  • ETC/カーナビ/バックモニタが邪魔
  • サスペンションが柔らかすぎ
  • アイドリングストップが邪魔
  • カーボンブレーキ(耐フェード性能が抜群)が選べない
  • パドルシフトのレスポンスが微妙
  • 魂が揺さぶられる車がない
  • 助手席との間が広すぎる

自動車の製品開発組織に関する調査研究を行っていた私が思いつくのはこの程度ですが、個人的には女性側から「いつかV12のガルウィングに乗りたいな♡」くらいのパンチあるオネダリがあると、頑張って自動車所有に向けて勤労意欲が湧くのでは?と勝手に思っていマス。ホンダ技研にヒヤリングに伺った時、デートでワクワクするようなクルマを作るように創業者(本田宗一郎)からやり直しを命じられた、と嬉しそうに話してくださった開発責任者の方の笑顔が忘れられません。

日本自動車工業会(自工会)が9日発表した平成29年度の乗用車市場動向調査によると、車を保有していない10-20代の社会人などのうち購入したくない層が5割を超えた。一方でレンタカーやカーシェアリングには関心を示し、車の維持管理費などに負担感を感じ「所有」にこだわらない若者が増えている傾向が浮き彫りになった。自工会は若年層の意識を探ろうと、大学生を含む10-20代を対象にウェブで調査を昨年行った。

回答した1千人のうち、車を保有していない800人に購入する意向があるか尋ねると「買いたくない」が前回の27年度調査比1ポイント増の29%。「あまり買いたくない」(25%)と合わせると54%に達した。買いたくない理由を複数回答で聞くと「買わなくても生活できる」が33%と最多。これに「駐車場代など今まで以上にお金がかかる」(27%)、「お金はクルマ以外に使いたい」(25%)が続いた。また、非保有者のうち購入意向のある366人に関心のある車の利用方法を尋ねると、レンタカーが最も多く71%。複数の人が同じ車両を共同利用するカーシェアは51%を占めた。

産経新聞2018/4/10

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