なぜカメは強敵ウサギを相手に選んだのか?
みなさん落ち着いて冷静になって下さい、どれだけ「IT」が発達しようとカメとウサギは競争しません!とすると「カメ」とはおそらく亀井や池亀さんなど、カメさんと通称呼ばれている方でしょう。同様に「うさぎ」は、家でウサギを飼っている方のニックネームと考えるのが常識的。二人は同期のライバルと考えるのが自然です、ウサギさんはハイスペックな経歴の持ち主で若くして出世頭、もしかしたらMBAホルダかもしれません、一方のカメさんは着実に仕事をこなすタイプ。問題はなぜウサギさんが昼寝をしていて追い抜かされたのか?という点です。
少し長めの「昼寝」をしていた事でキャリアを抜かれるとは考えにくい。超VIPが参加するミーティングに遅れたとかであれば理解できますが、そんな重要なミーティング前に昼寝するのもイケてるウサギの行為として解せません。残された可能性は二人が所属しているのは証券会社、昨日の新人歓迎会で相当飲んでいたのでしょう。寝不足のウサギさんは後場の始まる12:30直後の市場の動きに乗り遅れて、大きなポジションを持っていた短期トレード派のウサギさんは巨額の損失を被ってしまった。一方のカメさんは長期保有派なので、定期的にポートフォリオを見直していました。こうして二人の業績が逆転したのは投資戦略の違いだったのです。
資産運用には二つの方法しかありません。「長期保有(カメ)」と「短期トレード(ウサギ)」です、ただこの「短期トレード」で勝ち続けるのは天才肌以外は無理(By 伊藤教授)。少し長めの昼休みをとってしまったウサギさんは天才肌ではなかったようです。伊藤教授の無料セミナーに参加してまた別のチャンスを狙いましょう!
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名古屋商科大学大学院 教授 伊藤祐輔