AMBAカンファレンスin Istanbulに参加して（後編）

飾りじゃないのよ国際認証は：イスタンブール新空港

しばらく、期間が空いてしまいましたが、後編を書きます。題材は空港です。今回の開催はトルコのイスタンブールでした。昔からの観光地であり、イスラム国にも隣接しているためもあってか、治安情勢があまり良いとは言えない状況です。到着はイスタンブール新空港でした。このイスタンブール新空港は、昨年の終わりに完成し、これまでアタチュルク空港で発着していた全ての便が新空港に移転しました。とにかく広い。動く歩道が延々と続く。ショッピングセンターの品揃えも多種多様。現状は市内へのシャトルバス利用ですが将来的には地下鉄も敷設されるとのこと。2016年6月41人が死亡する銃撃、爆破テロ事件があったアタチュルク空港から心機一転したいトルコの人々の希望を感じる空港でした。

仁川（Incheon)空港

中部国際空港からは乗り継ぎ時間の短さから、大韓航空を選びました。ソウルの仁川（Incheon)空港での乗り継ぎです。地元のIT企業が体験型３Dゴーグルのブースを開いていたのでやってみました。スカイダイブの10分コースでしたが途中８分くらいでリタイヤ。いわゆるVR酔いになりました（泣）。この空港の待合では偵察ロボットに会いました。このロボットの優れた点は前だけでなく後ろにも目があって、噂では国際的犯罪者の顔認証のデータが入っていて待合している人の顔と照合してるとのこと。また、長い時間置き去りにされた不審な荷物をチェックしているこのとでした。24時間営業の空港で文句も言わず働いてくれる優れものですね。続きは次回のコラムにて。To be continued. Stay Tuned…

Written by

加藤和彦

通信の自由化によって誕生したベンチャー企業のDDI(現在のKDDI)にて、新設事務所開設や国内営業企画等に従事の後、豪州現地法人のシニア・マネージャーを務め、その間、豪BOND大学でMBA、豪シドニー大学でMA in International Studiesを修了。帰国後、米国シリコンバレーIT企業であるサン・マイクロシステムズの競合戦略室（WarRoom）の日本担当責任者としてサーバーの競合戦略、シスコシステムズでIPベースの新規ソリューションの日本市場普及等、世界的IT企業の日本法人での役職を歴任。中京地区の医工連携・産学官連携のコーディネイトに従事の後、2016年より現職。早稲田大学大学院博士後期課程修了（博士(商学）早稲田大学）。専門は「経営戦略」「経営情報論」「国際経営戦略」「ベンチャービジネス論」等。IT企業のプラットフォーム競争戦略や産学官連携のベンチャー育成に関する講演・論文等多数。著書に「IoT時代のプラットフォーム競争戦略（中央経済社）」また研究成果の実務分野へのフィードバックとして東海地区の企業に新規事業のビジネスモデル構築や事業化支援を通じ助言をおこなっている。