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全カテゴリで国内1位に《QS Global MBAランキング》

今年も世界MBAランキングの時期になりました。昨日、今年度のQSのGlobal MBAランキングが発表され、これでEMBA、MBA、MiMの全てのカテゴリで国内1位、加えてFTランクでも国内1位と、ついに全ての主要MBAランキングにおいて国内1位となりました。

出典:QS世界MBAランキング2021

そこで今回は、誰もが気になるランキングの秘密?をこっそりご紹介しましょう。まず、9月を境に年度が変わります、したがって今回のランキングは2021年度版となります。今年は9月入学の話題がよく出ましたが、実はランキングも同じなのです。では次にMBAランキングの作成にあたり一体どのような情報が活用されているのか、気になりますよね。今回はこのあたりをご紹介していこうと思います。まずMBAランキングは、ビジネススクールの教育研究活動の「成果」を数値で測定しようとします。

カテゴリ年度国内アジア世界発表
Global MBA20211位17位141位2020/9/23
Masters in Management20211位11位101位2020/9/23
Executive MBA20201位15位101位2020/6/30

「教育力 = 実務家教員比率」で考えるのは国内の傾向でして、世界では誰から教わるか?というインプット要素ではなく、MBA取得後の就業力、年収上昇、起業、役員就任、といったアウトプット要素で算出しようとします。教育成果をROI的に数値化することができますが、欠点としては数値に出にくい内面的な成長や倫理観の体得といった側面を測定しにくい、という批判もあるでしょう。

次に研究力は、研究成果としての査読付論文(専門家による審査付)の「被引用回数」です。論文投稿だけではカウントされず、どの程度他の論文に引用されたか、という「被引用数」を集計するのです。要は、研究者が注目する主要論文を生み出しているか?を数値化しようとします。海外学術論集の審査を通過する必要があり、欠点としては、世界的に注目を受けにくい研究活動が低く評価される傾向にある点です。

評価項目比重項目
Employability40%世界トップ企業へのアンケート/卒業後の就職率
Return on Investment20%学位取得に対する教育投資効果
Entrepreneurship & Alumni Outcomes15%卒業生の企業における活躍/起業した卒業生数
Thought Leadership20%教育関係者への調査結果/博士号教員の割合/被引用論文数
Class & Faculty Diversity10%学生教員の多様性

ビジネススクールにランキングがあるのと同様に、学術ジャーナルにもランキングが存在し、当然ながらトップジャーナルに論文を投稿する方が被引用回数が高くなります。そのためには、世界トップレベルのPh.D.教育を受けた研究者を数多く採用することが必要になります。だめだ、これ以上書くと愚痴になる・・・笑

今年の後半も気合と根性で頑張ります!
May the force be with you.


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