あまりヤギのことばかり書いていると怒られそうなので、今回は真面目な話題でいきます。先日、東京で開催されたMBAエキスポに参加して感じたのですが、10年前はMBAの価値はどのくらいですか?という質問が多く聞かれたのに対して、今は殆ど聞かれなくなりました。MBAの価値に関心が無くなったのではなく、どうやら社会的に認知されてきたようです。本学の場合、卒業後3年間の追跡調査(学位プログラム卒業生のみ対象、有効回答数194)において判明している内容としては...
- 80%の方々が卒業後3年以内に昇格
- 5%の卒業生が2000万円以上の給与上昇
- 25%の卒業生が、300万円以上の給与上昇
- 平均的に200万円の給与上昇
- 80%の卒業生が最低100万円の給与上昇
となるなどMBA取得者の活躍により、企業人事からもMBA教育の価値が再認識されていることが明らかになってきました。私のうろ覚えですが、10年前の調査でMBAの金銭的価値は100万円という内容を転職サービス企業の方が報告していたのを記憶していますが、たった10年間でそれが倍になっているという事です。欧米社会から比較するとこの数字はまだ半分程度なので、10年後の環境変化がとしても楽しみです。MBA教育を自己投資として考えると恐るべき費用対効果ですね。