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ケースメソッド研究所

Center for Case Method

第32回CCJケースメソッド研究会開催(インドにおけるマギーヌードル安全性の危機)

第32回CCJケースメソッド研究会(インドにおけるマギーヌードル安全性の危機)が開催されました


CCJ

この日のディスカッションリーダーは本橋潤子氏(産業能率大学経営学部准教授)で、Harvard Business Schoolの「インドにおけるマギーヌードル安全性の危機」のケースが使用されました。参加者は事前に課題に取り組んだ上で、この日の議論に臨みました。

今回のデモ授業は本橋氏の専門領域である企業倫理を主題に、3つの続編ケースを次々に使用しつつ、クラス討議の中核には記者会見ロープレが設けられるなど、このケースの教育ポテンシャルを存分に引き出す工夫が随所にされていました。本橋氏の授業運営はたいへんスムーズで、参加者の多くは日頃は教える側にいるにもかかわらず、デモ授業での学びに没頭していた模様です。
デモ授業後のディブリーフィングでは、主として授業にロープレを導入することのチャンスと課題について、活発な議論がなされました。また、今回の参加者には大学学部や大学院で実際に企業倫理関連科目を担当している研究者が多く、日常の授業の質をより高めるためにさまざまなアプローチについて、多様な意見が交わされました。

ケースメソッド研究会とは

ケースメソッドを探究する人々がお互いの技と知恵を共有し、よりよい教育実践を創造するベースキャンプとなっています。今後も引き続き開催していきますので、ケースメソッドにご興味のある方は、ぜひご参加ください。