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《MBA単科》ヘルスケアビジネスにおける経営意思決定 北原康富研究科長

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大阪校にて、北原康富研究科長による「ヘルスケアビジネスにおける経営意思決定」が開講されました。この授業では、土日2日間でヘルスケアビジネスにおける経営意思決定ケースを通じて、デシジョンマネジメント、および定量的リスク分析の2つを取り上げ、戦略意思決定の実務的スキルを修得します。


「ヘルスケアビジネスにおける経営意思決定」北原康富研究科長


ヘルスケアビジネスにおいては、複雑な環境下での、高いリスクを伴う経営意思決定を余儀なくされます。
この授業では、ヘルスケアビジネスにおける経営意思決定ケースを通じて、デシジョンマネジメント、および定量的リスク分析の2つを取り上げ、戦略意思決定の実務的スキルを修得します。


2日目の授業では、グローバルメガファーマとして知られるメルクの特許に関するケースを取り上げました。1999年まで順調に発展を遂げてきたメルクが特許の有効期限を抱えながら、新規化合物に対するライセンスの導入を検討するに至るまでのプロセスを考えました。受講生がこの担当者の立場に立つことで、リスク分析を行い、ライセンスの導入や初期設定・ロイヤリティの設定方法について白熱した議論が展開されました。 その他にも、病院や施設運営・訪問介護サービス事業者、大手製薬会社などヘルスケア産業のケースを取り上げ、インフルエンスダイアグラム、ストラテジーテーブルなど、デシジョンマネジメント法のフレームワークを応用して戦略意思決定のスキルを習得するほか、デシジョンツリー、感度分析、モンテカルロシミュレーション、リアルオプションなど、戦略意思決定に欠かせないリスク分析や価値評価法を、ディスカッションを通じて実践的に理解し、現場で活用できる力を養成します。また、この授業で取り上げる戦略意思決定は、ヘルスケアだけでなく、どの業界においてもクリティカルな問題であり、受講者にとって実践的知識の習得に留まることなく、思考力ならびに知識の運用能力の養成を図ることができます。


ヘルスケアMBA


ヘルスケアMBA

名古屋商科大学ビジネススクールでは、国内初として、医療機関、医薬・機器メーカー、介護などのヘルスケア産業で活躍する人材のマネジメント能力を高める事を目的としたヘルスケアMBAを開講しました。
ヘルスケア産業は、生命を扱うが故に高い倫理観と変革意識が求められるビジネス領域です。またファミリー経営の要素も強く、組織文化やリーダーシップ、事業承継などを意識した経営も求められます。このような課題に対応できるようヘルスケア産業に特化した多様なビジネスケースを教材として取り扱い、ヘルスケア業界の方が実務に直結した題材で、マネジメントスキルを養成することを目的としています。
ヘルスケアMBAの詳細・開講科目はこちら


本授業は、PreMBA(履修証明プログラム)あるいはMBA単科 として開講されており、MBAの基礎を年間を通してあるいは特定の科目を集中的に受講し、専門知や実践知を体系的に修得していきます。

PreMBAとはMBAのエッセンスを凝縮して1年間で学ぶ事が可能なプログラム。マネジメント領域の学修を網羅したカリキュラムを年間を通して体系的に受講することで、ビジネスに必要な高度専門基礎知識・スキルを修得します。プログラム修了時には学校教育法に基づいた「履修証明書(Certificate)」が交付され、社会人の学び直しやキャリアアップに有効です。PreMBAは高卒以上の方から受講することができ、プログラムを修了した方は、本ビジネススクールの学位プログラム進学のための受験に挑戦できます。MBA取得や税理士試験合格など、より発展した学びを目指してください。