EMBA × 経営者の意思決定《Leading Corporate Business》
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東京、名古屋、大阪の3キャンパスの学生が名古屋キャンパスに一堂に会して受講する合同講義が2025年7月19日〜21日で実施されました。今回は、今年度新規開講科目の一つである「Leading Corporate Business」(菅...
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Executive MBA
オンライン授業での植田統教授による「Strategic Management」を紹介します。
EMBAでは、植田統教授による「Strategic Management」が開講されました。本授業は、経営者の立場から、どのような経営戦略を立てるか、また、戦略フレームワークの枠組みにとらわれるのではなく、真の問題はどこにあるのか、それをどのような道筋で考えていくのかを自分の頭で考える力を養います。
授業1日目は、世界最大の総合電機メーカーである「ゼネラル・エレクトリック」のケースを使用しました。失業率が大恐怖以来の最高を記録し不況に見舞われているアメリカ経済の中、GE社を率いるCEOであるジャック・ウェルチは、鈍化する景気の中速いペースで変革と成長を持続し成功を遂げしました。このケースから、CEOの役割とはどのようなものなのか、最悪な状態で成功し続けた要因はなんだったのか、経営者の立場から見た真の問題はどこにあるのか、経営戦略を立てどのように実行していったのか、経営の成功の要因をディスカッションを通じて学びます。実際にコンサルティングを本業にしている立場からの視点での発言をする受講生や、自分の会社で事業開発を行っている受講生からはリアルな現場の意見が飛び出し、様々な角度からの意見が飛び交う場となりました。
植田統教授のプロフィール
弁護士、国際経営コンサルタント。東京大学法学部卒業、ダートマス大学エイモス・タック・スクールMBA、成蹊大学法務博士。東京銀行(現三菱UFJ銀行)で外国為替業務、融資業務を経験後、世界4大経営コンサルティング会社のブーズ・アレン・ハミルトン(現Strategy&)で戦略コンサルティングを担当。その後、世界有数のデータベース会社レクシス・ネクシス・ジャパン代表取締役社長として、日本市場でのビジネスを立ち上げるとともに、経営、組織マネジメントを経験。2008年からは、世界NO.1の企業再生コンサルティング会社のアリックスパートナーズでライブドア、JALの再生事件を担当した後、弁護士、国際経営コンサルタントとして独立。30年に及ぶ豊富な経営コンサルタント経験、経営者としての経験、金融業界での経験を弁護士業務と融合させ、専門性に裏づけられた企業経営へのアドバイスを行っている。