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第6回事業承継ネットワーク(ボトムアップ文化の醸成)開催

事業承継ネットワーク #ネットワーク #栗本博行 #事業承継 #ファミリービジネス

第6回目の事業承継ネットワークが大阪キャンパスにて開催され、在学生・修了生26名が参加しました。今回は2020年9月EMBA修了の吉川さんに「ボトムアップ文化の醸成」をテーマとしたケースを提示いただき、参加者全員でディスカッションを行いながら勉強会を実施しました。
このケースでは創業者の後を継ぎ、長年カリスマ経営で事業を拡大させた2代目社長が、いよいよ自分の退任すべき時期が近づき、今後の会社の組織(経営方法)について思い悩んでいます。後継者である息子2人も外の世界で貴重な経験を積んで会社に戻ってきてくれており、それぞれの役割を担ってくれています。
まず退任後の組織を動かす方法についてディスカッションを行い、参加者からは以下の意見が出されました。

  1. トップダウンからボトムアップへのシフト
  2. 事業部制へ移行し事業部に権限を与える
  3. 子供に事業を任せてみる
  4. 上場して投資家の声を聴いていく

これらの意見をはじめとして参加者から多様な意見が出た後に、上記の1と2の方法は社員が能動的に動いたり、意見する組織を醸成しなければならならず、ファミリービジネス特有の組織文化の中では、それがなかなかうまくいかないのでは?という問題が提起されました。それに対して、社員に心理的安全性を持ってもらうことが大事であるという仮定のもと心理的安全性を持たせる条件などについて話題が展開していきました。このような議論の展開に参加者はケースディスカッションの醍醐味を味わったことでしょう。今回のテーマである「ボトムアップ文化の醸成」の手法についても、ファミリービジネス特有のアプローチが必要なことを再認識できた有意義な勉強会でした。


事業承継ネットワークとは


ファミリー企業の方に限らず、名古屋商科大学ビジネススクールの修了生・在校生・教員で事業承継に関わる様々なことに関心のある方々が、皆が自社の経営課題として捉えて積極的な勉強会を行います。