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事業承継ネットワーク開催(2023年1月15日)

事業承継ネットワーク #ネットワーク #栗本博行 #事業承継 #ファミリービジネス

名古屋商科大学ビジネススクール修了生ネットワークの一つである「事業承継ネットワーク」の第9回目勉強会が2023年1月15日に開催されました。
今回の勉強会では名古屋校MBAを修了した鎌野さんにファシリテーターとしてご登壇いただき、「ファミリー企業:グループ経営のジレンマ」というケースを用い、参加者全員でディスカッションを行いました。このケースはファミリー企業のM&Aをテーマにしたもので、新規事業をグループに迎えるという場面から話がスタートします。「事業部として運営する方がいいのか?子会社にして経営する方がいいのか?」という経営方法に関する参加者の意見を皮切りに、様々な論点で議論がなされました。

  • 事業部(もしくは子会社)にするメリット・デメリット
  • 既存事業に従事している役職員への影響
  • 新規事業に従事している従業員のモチベーションへ影響
  • 既存事業の企業文化を新規事業に浸透させる必要性について
  • 地域への影響
  • 新規事業の業界への影響  など

最終的には、ファミリービジネスにおけるM&Aは経営陣の既存事業ならびに新規事業へのコミットメントの姿勢が重要で、M&Aにおける既存新規両事業のシナジーや業績向上には不可欠であるという共通認識に至り、今回の勉強会に参加した経営層や次世代経営者にとってはご自身の経営姿勢を振り返る機会となった方が多かったようです。




事業承継ネットワークとは


ファミリー企業の方に限らず、名古屋商科大学ビジネススクールの修了生・在校生・教員で事業承継に関わる様々なことに関心のある方々が、皆が自社の経営課題として捉えて積極的な勉強会を行います。