Executive Education(社会人教育)とは?
世界のビジネススクールのWebサイトを見ていると、そのほとんどが「MBA」と「Executive Education」もしくは「Open Program」で構成されている事に気づかれると思います。この「Executive Education」とはいわゆる「社会人教育(生涯教育)」であり、Executive=重役という意味ではなく、企業の中核的人材もしくは役職者という程度のニュアンスで捉えると良いかと思います。このプログラムが目指す教育はMBAの取得ではなく、興味のある領域にフォーカスして数日間から1週間で学修を行う非学位のマネジメント研修となります。ビジネススクールが培ったMBA教育を学位取得にこだわる事なく、短期間で味わう事ができるこのExecutive Educationは、世界中で支持を得ています。
ノンディグリー(非学位)プログラムのメリット
参加条件が広く公開されており、特段の入試プロセスを経なくとも関心のあるテーマの講義を、実際にMBAを教えている教授陣から受けることが出来る点にあります。既に企業経営を担っている方や、ファミリービジネスの事業継承予定者、企業研修の一環としての受講、医師、弁護士、会計士などのプロフェッショナルの方のように学位を必ずしも必要としない場合、もしくはMBA取得に必要な学習期間としての2年間を確保する事ができない方にはノンディグリーのプログラムが有効です。