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MBAのアクティブラーニング

#mba #アクティブラーニング

「学習定着率」というアメリカの教育界ではとても有名な研究をご紹介します。この研究は一定時間の学習量のうち、はたしてどの程度が、学習効果として個人に定着しているかを測定した実験で、その驚くべき結果(誰もがうすうす予想はしていましたが…)に教育業界の関係者は失神してしまいそうです。

なんと「講義」による教育の定着率が最下位で、たった5%しか定着していない、すなわち100分の講義を聞いてその中で身につくのは、たった5分程度の内容という結果ですから、教員としては驚きというよりも失望感すら覚えてしまいます。読書ですら10%という定着率なので、一体MBAに限らず、学習とはどうあるべきなのでしょうか?

そこにヒントを与えてくれるのが、ピラミッドの下の方に位置する定着率の高いグループ学習、体験学習、教育学習となります。「失敗から学べ」という言葉がありますが、まさに欧米のMBAプログラムにおいては、講義による一方通行の講義は皆無で、ケーススタディ、フィールドスタディ、ケースライティングといった参加型の学習手法が主流となっています。こうした参加型の講義が日本では近年では「アクティブラーニング」と呼ばれています。


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