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ヤギさん伝説の真相《4》

#ケース #mba #アサイメント #ヤギ

ここまでのMBA的な考察で「ヤギさん郵便」ケースから導き出せる事実は以下の3点であります。

・八木という2人の「同姓」同士のやり取りである
・この2人は中学/高校でのクラスメイトである
・2人は「手紙」という手段で何かを伝えたい
・2人のうちいずれかが収監されている可能性大

Q3)では、本当に「手紙を食べた」のか?

まず誰もがこのフレーズを聞いて想定するのが「飢餓説」であります。受け取った手紙を開封する作業については、数十秒あれば可能なはずです。にも関わらずその時間すら我慢できずに手紙を食してしまうとは、我々の想像を遥かに越えた高レベルの飢餓状態にあるのでしょうか?もしそうであれば、なぜ2人とも手元に用意してある返信用の便箋や封筒にまったく手を付けていないのでしょうか?

さらに2人の八木さんは、返信用切手を準備できる資金と切手を購入できる環境にあるのであれば、空腹時には近所のコンビニでおにぎりや珈琲を購入することが出来るはずです。したがって注目すべきは、手紙を食べたか否かではなく、なぜ「食べていない」はずの手紙をヤギ風に「食べた」と返信せざるを得なかった「理由」にあります。その理由はまさに、白八木さんから届いた最も初めの手紙の内容に隠されているのです。

次回は、「白八木さんが書いた手紙には一体何が書かれていたのか」MBA流に考えたいと思います。


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