ねぇムーミン、どこ出身♪とムーミンがどこの国籍を有しているのかセンター試験の「地理B」に出題されて話題になっていますね。ヘルシンキ・ヴァンター空港のムーミンショップは確かに見た事があるのですが、不意に聞かれたらあれがどこだったのか答えられる自信はありません。
バイキング=ノルウェーさえ解っていれば、ムーミンがどこの国のアニメなのか知らなくてもいける、という消去法に非難が集まっていますが、そもそも社会で正解、不正解が明快な問いは存在しません。日々の意思決定は消去法で成り立っている事の方が多いはず。
むしろ気になるのはアニメと対応づけなければならない言語の方です。高等学校の地理Bでは、ノルウェー語、スウェーデン語、フィンランド語のルーツが解説されているのかもしれませんが、いざGooge翻訳で「ビジネススクール」でよく使われる基本的な5単語を翻訳してみたらこんな感じになりました。
管理 | ビジネス | 企業 | 組織 | 会議 | |
ノルウェー語 | Ledelsen | Forretnings | Selskapet | Organisasjon | Konferens |
スウェーデン語 | Ledning | Affärs | Företag | Organisation | Konferanse |
フィンランド語 | Johto | liiketoiminta | Yhtiö | Organisaatio | Konferenssi |
いやーこれは無理です、私にはスウェーデン語とどっちの言語が似ているのかわかりません(涙)。文法レベルではどこか類似性があるのかもしれませんが、特に「組織」や「会議」などのビジネス単語レベルでは分類不能です。コンフェレンス、コンフェランス、コンフェレンシ、まるで活用形ですね。