誰がMBAを取得すべきなのか?
誰が取ろうが、僕も取ります。
ネットニュースでこの見出しが現れて、てっきり私はMBAの記事かと思っていましたが、それは職業病のようでした。よく読むと金メダルの事だったのですね(汗)その後、羽生選手の素晴らしい演技に見とれてしまいました(祝)。さて、MBA取得の価値は各方面で語り尽くされている上に、本音と建前が入り乱れているので、今日は誰がMBAを取るべきなのかについて本音でフォーカスしたいと思います。では結論から申し上げると、誰がMBAを取るべきなのか、それは大きく3つに分類されます。
- 経営幹部を狙っている方
- 起業を考えている方
- 事業承継を考えている方
これらの人達に共通するのは「失敗とどう向き合うか?」という問いであります。新しいことにチャレンジすれば必ず失敗します。失敗がない人は、ただ失敗する余地のないことを行なっているだけのこと。新しいことに挑戦すれば、例外なく、必ず、絶対に、失敗をする。挑戦が多ければ多いほど、失敗もまた多くなる。しかし失敗があれば、次には改善がなされる。結果として、人の3倍の挑戦をしていても、失敗を2倍に留めることができるようになるのです。
MBA教育とは何か?これを一言で表現するのは難しいですが、あえて言うとすれば「失敗から学べるリーダーを育成する場」であり、質の高い議論の場を実現するのがビジネススクールの役割だと考えています。