ゲームだと思えば楽しめる《MBA編》

学生時代、盛り上がった大富豪、地元が異なるメンバーが集うとドンドン出てくる謎のご当地ルール。イレブンバック、ナナワタシ、ゲキシバ...？まだまだ知らないルールが沢山あるようデス。大富豪のルールは原則は2が最強で、A、K、Q、J、10…3と数が下がるにつれて弱くなることです。ところが「革命」や先ほど学んだもはや謎ワザにより、一体何が行われているのか思考停止の中...大富豪が都落ちしたり、大貧民が下克上したりで朝を迎えるのです。

ビジネスの世界でも大富豪のような現象が起こりますね。有名大業界が思わぬ落とし穴にハマったり、新規参入企業が一躍トップに躍り出たり。新たなルールを駆使できる会社もあれば、出来ない会社もあるようです。社内でも同様のことが起こるかもしれません、「2」を沢山持ってるからと安心してられませんね。ビジネスにルールなんてありません、勝つか負けるか。そんな貴方に朗報です。自分にしか出来ない技を持つのもよし、「革命」を共に狙う仲間を持つのもよし、そして最強のカード、ジョーカーになる術を学ぶのも面白そうですね。

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栗本博行

神戸大学経営学部卒業後、大阪大学経済学研究科にて修士/博士（経済学）を取得。製品開発戦略を主な研究対象とし、規格競争分析に関する論文を多領域に亘って執筆。近年は事業継承に関する研究に取り組む（事業承継学会理事）。ビジネススクールではEMBA/MBAプログラムの立ち上げから運営まで幅広く携わる。