MBAの次とは？

最近そろそろMBA関係のネタに困ってきた栗本です。嘘です（笑）

3月ということもあり、昨日はビジネススクールの卒業判定が行われ、この3月卒業者が発表されました。そこで今日は「MBAの次」について考えてみようと思います。そもそもMBAに終わりはあるのか？というご意見もあるかもしれませんが、今回はMBAを取得したら次に何をすべきか？という問いに向き合っていきたいと思います。結論から申し上げますと1つしかありません。

「社会」に貢献することを考える

MBAを取得すると若干ハイテンションになり、何でもできるような感覚に陥ることが時としてあります。そんな時こそ要注意、慎重かつ冷静に行動してください。道を知っていることと、その道を歩むことは別です。MBAとは社会を豊かにするリーダーを育成する場所。マネジメントのフレームワークや知識を周囲に語るための学問ではありません。ましてや転職を有利に進めるための資格教育ではありません。この点だけは「MBAの誓い」として心得ておいてください。私たちは社会に貢献するためにこの能力を捧げると。

Written by

栗本博行

神戸大学経営学部卒業後、大阪大学経済学研究科にて修士/博士（経済学）を取得。製品開発戦略を主な研究対象とし、規格競争分析に関する論文を多領域に亘って執筆。近年は事業継承に関する研究に取り組む（事業承継学会理事）。ビジネススクールではEMBA/MBAプログラムの立ち上げから運営まで幅広く携わる。