Super Executive MBA の覚醒

今年度9月より、Executive MBA、そう通称EMBA（エンバ）の上位学位としてSEMBA（センバ）が登場します。通常MBAは実務経験3年以上で、本学が日本で初めて開始したEMBAは実務経験15年以上を対象とした30代後半の方々が受講する課程です。そして今回のSEMBAはさらに実務経験を30年以上経験した、トップマネジメント一歩手前の「役員層」を対象とした学位課程。カリキュラムもトップマネジメントに求められる経営哲学、企業倫理、そして事業承継、をふんだんに取り入れた贅沢な構成です。もちろん授業はケースメソッドでお届けしていきます。

本日の研究科委員会でもSEMBAの次の可能性はあるのか？実務経験30年で本当にいいのか？このターゲットで女性比率を高めることは可能なのか？もっと他のネーミングを！など盛んに質疑応答が行われましたが、最終的に賛成多数で可決されました。入試は次回の奨励生試験から開始するとのこと、そろそろ自分も役員候補かな？と思ったら、ぜひSEMBAの門を叩いて下さい。

そういえば今日は4月1日、変な情報に気をつけましょう！

Written by

栗本博行

神戸大学経営学部卒業後、大阪大学経済学研究科にて修士/博士（経済学）を取得。製品開発戦略を主な研究対象とし、規格競争分析に関する論文を多領域に亘って執筆。近年は事業継承に関する研究に取り組む（事業承継学会理事）。ビジネススクールではEMBA/MBAプログラムの立ち上げから運営まで幅広く携わる。