日本ケースセンターが再始動します
9月1日をもって日本ケースセンター(Case Center Japan)が正式に名古屋商科大学ビジネススクールに事業譲渡されました。ビジネススクールといえば、実践的なリーダー教育というのが一般的なイメージかと思いますが。そこで活躍する教材が「ケース」になります。極論を言えば、ケースとはある主人公の意思決定を追体験するための物語。そしてケースで学ぶ/教える上で必要な要素は「主人公の決断に対する深い洞察力」。もちろんケースを利用した教育のみが「MBA」と主張するつもりはありませんが、完全に避けては通れない道というのもこれまた事実です。
ところで、なぜ名古屋商科大学ビジネススクールが日本ケースセンターを運営するのかって?それは私を含めてケースメソッド教育を心から愛する教員が大勢在籍しているからです。ケースメソッド教育の魅力と価値を多くの教育者に伝えるために、世界中で開発された高品質なケースを翻訳し、さらには教授法のセミナーを提供することが、この日本ケースセンターの使命です。秋学期からはケースメソッド教育をさらに加速させるべく、新たな教員を迎えて攻めていきます。もしケースを愛している方がおられましたら遊びに来て下さい。