今回は、厚生労働省の《キャリア形成促進助成金》という画期的な人材育成支援政策をご紹介します。ざっくりとご紹介しますと、これは従業員の職業能力開発についての計画に基づいて、雇用保険の被保険者たる従業員に、MBAなどの専門実践教育を受講させる場合に、その受講料の1/2(中小企業)もしくは1/3(大企業)に加えてその期間中の賃金を一部助成する制度であります。
仮に自社の幹部候補社員にMBAを取得させる場合、2年間で300万円の授業料が必要だとすると、企業規模に応じて1人あたり100万円〜150万円の補助を企業が国から受けられることになります。さらに、1事業所の1年度の受給額の上限は500万円ですので、複数名のMBA派遣も可能となり、企業としては社員教育に必要となるコストを大幅に軽減できる画期的な制度です。
大企業であれば、充実した企業研修を階層別に体系的に構築することが可能ですが、その一方で自前の社員教育を行うのは不可能に近い中小企業にとっては最大の恩恵を受けると考えられます。MBAスクールとしては是非とも《キャリア形成促進助成金》による社員教育支援制度を活用して、国際競争力の高いビジネスパーソンを育成したいと考えています。
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