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海外で学ぶMBAの意義

#ビジネススクール #教員 #MBA #海外

ダーウィンの進化論は有名ですが、人間の成長もこの進化論に当てはまります。人間の存在している外部環境が変化すればするほど、人間は進化できます。同じ環境で一生豊かに暮らすこともできるかもしれません。でもその環境に置かれた人間は進化できません。進化できる人間は常に変化を求めます。一箇所に止まることはありません。その環境の変化こそがその人間の進化を生み出します。

その意味からいえば、MBAを志す人間は変化を求めて、そして成長機会を求めて入学してきます。まさに進化を求めて自分をあえて辛い環境に置くわけです。でも、同じMBAを取るにしても、より劇的な環境の変化があればその成長はさらに促進されます。だから、筆者は同じMBAをとるならば、同じ苦労をするならば、同じ投資をするならば、海外MBAをお勧めします。ただし、経済環境・家庭環境が許すのであればという前提付きで、さらに、そこそこの英語ができるという前提です。

日本で学ぶのとどう環境が違うのか?

違い1_思考ロジックが違う

MBAは考える力を身に付ける場所です。考える力の根幹は論理的な思考能力です。その論理思考が日本と欧米では大きく違います。ざっくり言い過ぎです。

比較すると:

  • 日本の論理思考は事実を積み上げて結論を導く。出た結論に対して周囲に気を使って結論を曖昧にする。あるいは、反対論者はその結論を非難するのでなく、足元の事実とか論理に難癖をつけてその結論を葬る。これは日本のジャーナリズムとか政治家によく現れる悪い習性です。
  • 欧米の論理思考はまず結論ありきです。その結論を事実をつなぎ合わせてどうやって証明し説明するかを考える。です。誤解を恐れずに言えば、虚構であるキリスト教をまず真として、その虚構を2000年かけてその正当性を論証し続けています。それと同じです。

この違いは、筆者がハーバードビジネススクールの議論の中で一番感じたことです。超カルチャーショックでした。クラス討議では、学生はまず結論を話しその理由をその後で説明していきます。講師の問いも「Why?」の連発で理由を掘り下げていきます。もちろん、日本のMBAでも議論のやり方は同じですが、どうして徹底できず、枝葉末節の事実確認や、細かい議論に陥りがちです。これは国民性としか言いようがないですが。
この思考ロジックの違う世界に身を置く成長価値はとても大きいです。

違い2_幼長を問わない

日本でのMBAでは、年齢が高ければそれはそれでリスペクトされます。50歳を過ぎたような年長者の学生の発言を真っ向否定する発言は謹んでしまいます。でも、欧米はそんなこと一切お構い無しで、対等に議論します。筆者はハーバードビジネススクールのクラスメイト90名で最年長でした。33歳でした。当然全く対等です。これは最初結構腹が立ちました。日本的な感覚で社会人として年下に対等にタメ口で(英語にタメ口はありませんが)話される経験があまりありませんでした。
この環境も、本当にこれぞ競争社会なんだなという実感ができますし、そこを勝ち抜く経験値はとても貴重です。

違い3_ダイバーシティー

これは自明です。日本の日本語のMBAは基本日本人のみです。欧米のMBAはまさに多国籍です。英語と言う言葉だけがクラスメイトの共通項で、背負っている歴史も文化も考え方も違います。この環境で得られる経験値はこれまたすごく大きいですね。

違い4_集中できる環境

日本人が欧米で学ぶ時は、日本人学生は勉強以外することがありません。日本にいれば、仕事もそうですが諸事雑事で時間を取られてしまいます。この違いも大きいです。同じケースの準備でも、かけられる時間とエネルギーが違ってきます。これはMBAでの学生の成長に大きく影響します。ただし、気を付けなくてはいけないのは、心を壊すことです。ハーバードビジネススクールでも、日本人に限らないですが、多くの学生が途中で心の病で退学している現実がありました。
海外MBAは色々な意味で日本人にはハードル高いです。でもそれにチャレンジできるのならば、チャレンジしましょうよ。それだけのリターンは保証します。


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