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《名古屋》製薬・医療ネットワーク部会がオンラインにて開催されました

製薬医療ネットワーク #製薬・医療ネットワーク部会 #長沢雄次 #ネットワーク

《オンライン開催》 製薬・医療ネットワーク部会

2020年8月9日(日)名古屋校オンラインスタジオにて、第19回製薬・医療ネットワーク部会が開催されました。製薬・医療ネットワークでは、参加者の従事する業務課題や取り組みについて発表後、担当教員である長沢先生によるディスカッションにて発表内容や課題について理解を深めていく性質上、2014年度の本ネットワーク設立時から対面開催をしていましたが、長引く新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を鑑みて初のオンライン開催となりました。


今回提示された議題は次の4つです。

・医療・介護領域におけるAI技術の適用について
・もはや使命感だけでは乗り越えられない!コロナ禍の医療最前線が直面している現実と課題
・コロナ禍の病院経営戦略と周辺産業が成すべきこと
・見える空調〜換気リスクを見える化、安心と快適さを提供〜





特に盛り上がりを見せていた議題は、「コロナ禍の病院経営戦略と周辺産業が成すべきこと」でした。全国的に広がりをみせている新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により経営悪化が深刻になっている病院がいくつもあるなか、MBAを学ぶ本学の受講生の方々が出した結論は、国家予算により補填すると言った意見も出ていましたが、「一般企業と同様に経営についても病院も考えていくべきだ」と言った意見でした。初のオンライン開催となりましたが、対面開催と遜色なく、長沢先生のファシリテートのもと様々な意見が飛び交っていました。
本学では、医師・薬剤師の方々に加えて、病院の人事や役員の方の受講も増えつつあります。医療に従事するだけでなく経営についても学ぶ重要性が増している様子です。

製薬・医療ネットワークとは

製薬・医療ネットワークの参加者は、ヘルスケア業界に従事する方に加えて、コンサル、製造、流通、サービス業の方々など、幅広い業界の方々が参加されています。様々な業界、職種の方との討論は、ヘルスケア業界の方にとっても、他業界の考え方に触れることで新たな発想や気づきが得られ、在学中だけでなく修了後も続く相互交流やネットワークの構築、学びの場として利用されています。

長沢雄次教授について
東京大学工学部卒業後、日商岩井株式会社入社。情報通信システム開発プロジェクトに従事。米国ハーバード大学経営大学院修士課程修了(MBA)後、本社経営企画部にて全社経営戦略策定業務に従事、更に通信事業部ニューメディア課長として情報通信&マルチメディア分野の営業第一線で活躍。ニフティ株式会社にてインターネットビジネスの戦略的展開に従事した後、ソフトバンク株式会社入社。ジオシティーズ株式会社COO,カーポイント株式会社副社長として、インターネット事業立ち上げを指揮。その後プライスウォーターハウスクーパースコンサルタント株式会社ダイレクターとして情報通信・メディア・エンタテイメント企業の経営コンサルティング従事。サンケイリビング新聞の資本参加を得て女性市場向けのマーケティングサービスを提供する株式会社ライブリッジを起業。その後ITベンチャー株式会社テック・インデックス社長としてベンチャー最前線で活躍し、現在、名古屋商科大学大学院教授。大学院ではベンチャー経営、経営戦略、マーケティングの分野を担当し、「戦略経営研究所 製薬・医療ネットワーク部会」の設立や、ヘルスケアMBAの策定も行う。