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MBAの歩き方《上級編》

もし私がMBAを選択するなら何を基準に検討するか、ランキング、国際認証、学修スタイルではなく「教員リスト」を優先すると思います。理由は以下の通りですが、日本国内の教員区分は少し曖昧な要素を含んでいるので国際的な教員区分を組み合わせて説明します。まず教員区分は以下のように3種類に分類されます。

教員区分基準

  1. Core Faculty(専任教員)
  2. Adjunct Faculty(主業務が企業の教員)
  3. Visiting Faculty(主業務が他大学の教員)

いわゆる「実務家教員」はどこ?という問いに対しては、実務経験を有する研究者の場合は「1」に、現職の実務家の場合は「2」に分類するのが標準的です。ただ、一定割合(30%程度)は実務と教育を同時進行することが認められるので「1」と「2」の区分は曖昧になりがちです。そこで重要なのが「実質」という見方。1科目を担当する専任教員と10科目を担当する専任教員を同じ1人と数えてしまうことを回避するため、専任教員としての標準的な業務量(授業時間数)を「1」と定義してFTE(Full Time Equivalent)という数値を求めます。「科目数」ではなく「時間数」を使うのが重要です。そして最後に、提供する学位課程を一体どの程度、FTE換算された「実質的な専任教員」が担当しているのか?が一つの目安になると思います。

専任教員担当比率(FTE換算後)

  • 75%(理想的)
  • 50%(標準的)
  • 25%(要改善)

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