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#キャンパス #ハーバード #IMD

ハーバードMBA教室

ハーバードMBA教室

あまり触れられる事のない話題ですが、MBAを目指す受講生が学修するキャンパスの環境はとても重要な要素の一つです。世界MBAランキングで世界の各地域を代表するビジネススクールに、ハーバード・ビジネススクール(米国)、IMDビジネススクール(スイス)、ロンドン・ビジネススクール(ロンドン)です。彼らのMBA専用教室はどれも教育上の特色を最大限発揮できるよう綿密な計算のもとに設計されています。例えばビジネススクールではおなじみのケースディスカッション。どうクラスを運営すれば議論が活発になるのか、地域や国が異なるとアプローチも様々です。近年の世界のビジネススクールの教育手法の流れとして、「参加者中心型」の講義が重視されつつあります。その先端をいくのがハーバード・ビジネススクールですが、一見すると教室は伝統的な馬蹄型(U字型)MBAスタイル。しかしながら毎年確実にアップデートが行われ、ディスカッションに集中できるような仕掛けが随所に取り入れられています。MBAの教室設計には多大なコストと時間を要するので、教室環境を一見すればその学校がどんなMBAを目指しているのかを垣間みる事ができます。


名商大ビジネススクールMBA教室

名商大ビジネススクールMBA教室

究極のプレゼンルーム

前述のようにMBA教育においては社会人の貴重な時間を有効に活用することができるよう、講師、受講生ともに講義に集中するため、数多くの配慮が取り入れられています。例えば黒板とプロジェクタ。日本の学校教育で利用されている黒板(白板)は1面もしくは上下昇降機能がついた2面が標準的ですが、ビジネススクールでは11面が標準的な設定となります。受講生から見て正面の三方向に黒板があり、それぞれが特殊な上下昇降機能による3面式黒板で合計9面。さらに左右にジャンクボードと呼ばれる黒板が2面で11面となります。自分の意見がジャンクボードに書かれる事だけは避けたいものです...。次にプロジェクタは、明るくても動作音の小さい静音仕様を採用するのは常識として、講師の目に光源が入らないよう、超単焦点のレンズを組み合わせ講師の立ち位置よりも後方にプロジェクタを配置します、さらにモニタを受講生からは見えない講師の前方に配置し、どのシーンがスクリーンに投影されているのか講師が振り返る事すら不要とする究極のプレゼンルームが追求されています。ビジネススクールによっては講義中に教室を暗くせずともプレゼンが行えるよう、プロジェクタではなく100インチはあろうかという巨大な液晶スクリーンを黒板の裏側に忍ばせている学校もあります。


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