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事業承継とMBA教育

#事業承継 #MBAツアー

最近、大塚家具で「事業承継」に関する意見の相違で大きな話題がもちあがり、どちらの主張が正しいのは、経営学者が外野から無責任な議論を行っていますが「時代とともに正解は変わります」

それよりも深刻なのは承継したくとも、その担い手がいない企業の方が多いのが日本社会の実態です。従業員数が大きくなればなるほど、承継者の選択肢は幅広く求めることができますが、企業の99%以上を占める中小企業の何と50%には後継者不在(もしくは未定)という恐ろしいデータがあります。

その原因としては、子供世代が関東、関西の大学に進学し、そのまま就職してしまい生活の基盤が実家から離れてしまうと、家業の状況に関してほとんど情報が入らなくなり、父の入院を機に、突然「継ぐか・継がないか」という選択をつきつけられても、まったく未知の分野の家業に戸惑い、売却、精算、という結果を生み出しているのです。

こうした状況は特に製造業においては深刻で、事業承継教育なしには、日本経済はますます空洞化してしまう事になります。実はMBA教育の一つに「ファミリー・ビジネス」というテーマが存在し、家業の承継に向けていかに行動すべきかを考える事ができます。おもな論点は以下の通りです。

  • 家業は誰のための事業なのか?
  • 家業における自分の役割は?
  • 時代の変化にあわせてどの部分を変えるべきなのか?

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