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《連載コラム》部長を辞めて教授になったMBA⑨:Connecting the dots

リスクを取らないリスク
リスクを取ることは勇気がいることです。誰しもリスクを取らないでリターンだけを得たいと思うでしょう。その気持ちも分かります。しかし、そううまくはいきません。リスクを取ってでもリターンを得ることは、リスクを取らないでリターンを得ることに勝ります。なぜなら結果としてのリターンは同じでも、リスクを取ってやり遂げた『経験』が積まれるからです。それほど経験は大切なのです。
若いうちはそれほど差を感じなくても、年齢を経てくると、この差は大きなものになります。経験が乏しい人は、20分も話せば伝わってきます。懐が狭く、物事の見方もすっかり所属組織の文化に毒されて、話していて実につまらないのです。組織で上役の顔色を窺いながら、自分の能力の上限に挑むこともなく、リスクを避けて日々過ごして知らない間に、ただの「つまらないおじさん・おばさん」になり下がっている人は結構多いのです。若いうちは優秀だったろうに、「リスクを取らないリスク」に本人は気が付いていなのかも知れません。

Connecting the dots by Steve Jobs
誰でも人生で何か大きな選択する際は、その選択が正しかったのか、そうでなかったのか、その時点では分かりません。誰も未来を正確に予想することはできないからです。そんな時は、Steve Jobsの2005年スタンフォード大学の卒業生を前に行った伝説のスピーチを思い起こすよう学生に話しています。学生にはより強く脳裏にとどめてもらうため、わざわざレポート課題にまでしています。その中の一説、You can't connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future.(訳:将来を見据えて、点(出来事)と点(出来事)を結びつけることはできません。後で振り返って見たときにしか、点と点を結びつけることはできないのです。だから、あなたが方は兎に角、点と点が将来、結びつくことを信じなくてはなりません。)つまり、大事なことは、『今の選択を信じ、自分を信じて、今やっていることが将来必ず繋がると信じて努力する』ということだと思います。

自分の10年後
私は新卒で入社して数年が経ったとき、向い側に座っている職場の役職の先輩が自分と全く同じ内容の仕事をしているのを見て、「自分の10年後の姿はこんななのだろうか。自分はこうなりたくて今の仕事を続けていくのだろうか。」「何かを変えなきゃいけない。何をすればいいかはよく分からないけど、このままでは良くない」と強く感じました。Steve Jobsは、同じく伝説のスピーチの中で、“If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?” And whenever the answer has been “No” for too many days in a row, I know I need to change something.(訳:「今日が人生最後の日だとしたら、私は今日する予定のことをしたいと思うだろうか。そしてその答えがいいえであることが長く続きすぎるたびに、私は何かを変える必要を悟った。」)振り返ればまさに、私自身はSteve Jobsの心境でした。続きは次回のコラムにて。To be continued. Stay Tuned…

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