MBA勝利の方程式

私の大好きなNISSHINカップヌードル（海外ではCup Noodles、と複数形になります）は大学院生の頃から今に至るまで、夜更かししたときに必ずお世話になっております（今、食べてます）。シーフード、カレー、スタンダード、トムヤンクン、ミルクシーフード、どれも甲乙つけがたいですね。MBAで頑張っている皆さんも深夜ケースを読みながら、食しておられるのではないかと勝手に想像しています。

ケースメソッド教育の鉄則として「正解・不正解はない」というルールがあります。時代、地域、環境、など多くの変動要因があるなか、どんな状況でも通用する正解はなかなか見つからないものです。だからそこケースメソッドでそのケースの主人公になったつもりで真剣に考え、自らの将来におこるであろう未知の状況に備えるのです。

もし1つだけ、絶対に勝つ方法があるとすれば「勝つまでやめない」それだけのこと。「勝つまでやめない！勝利の方程式（中公文庫）」という書籍はNISSHINの安藤宏基社長（創業家CEO）の著書のタイトルです。私はこのフレーズが本当に大好きで、困難な状況にある時こそ自分に言い聞かせています。絶対に勝つ方法があるとするならば「勝つまでやめなければ良い」だけの事です。私も「MBAこそが勝利の方程式」と言ってもらえる日が来るまで頑張ります！

Written by

栗本博行

神戸大学経営学部卒業後、大阪大学経済学研究科にて修士/博士（経済学）を取得。製品開発戦略を主な研究対象とし、規格競争分析に関する論文を多領域に亘って執筆。近年は事業継承に関する研究に取り組む（事業承継学会理事）。ビジネススクールではEMBA/MBAプログラムの立ち上げから運営まで幅広く携わる。