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MOT(技術経営)とは

MOT(Management of Technology【技術経営】)とは理系大学が提供するMBAのことですか?と聞かれる事が多いのですが、それは正確な解釈だとは思えません。そもそも「MBA」が大学院レベルの経営学に関す「学位」であるのに対し、MOTとは経営学の1つの専門領域を意味しており、MOTの「M」はMaster(修士)の Mではないのです。したがって、仮に経営学部のカリキュラムにMOTという科目があっても問題ないのです。

このMOTの概念はマサチューセッツ工科大学(MIT)が起源であるとされていますが、それは生産管理や品質管理といった日本が得意としてきたモノづくりに関する技術/手法をテーマとした「学問領域」として扱われているため、ファイナンスやマーケティングといった学問領域と同列に考えられるべきです。事実、MOTの発祥地とされるMITでは「Operations Management」として、そしてハーバードビジネススクールでも「Technology and Operations Management」としてMBAカリキュラムを構成する1領域として扱われています。

また、欧州を代表するMBAの国際認証機関であるAMBA(Associations of MBAs)も、MBA教育が網羅すべき13領域を規定【認証基準7.3】し、提供すべき科目の1つにMOTの要素を指定しています。

AMBA ACCREDITATION CRITERIA for MBA(7.3-vii)
the impact of environmental forces on organisations, including: legal systems; demographics; ethical, social, and technological change issues and risks《環境の変化が組織に与える影響(法システム、人口動態、倫理、社会、技術変化に関する課題やリスク》

したがって、MOT領域を中心としたカリキュラムで大学院レベルのマネジメント教育を提供するのであれば、世界的なビジネススクールの動向を踏まえて「M.Sc. Management of Innovation(Rotterdam School of Management)などとするのが自然ですし、AMBAが規定するMBA科目を体系的に提供した上でMOT科目(技術経営)を豊富に提供するのであれば、MBA in Technology Management(Shanghai Jiao Tong University)と表記すると良いのではないでしょうか。


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